女性一人でも入りやすい天神/博多/薬院の人気立ち飲み20選

東京から移住してきた29歳女子が女性一人で行きやすい福岡(天神、大名、博多、薬院、赤坂、警固、今泉、春吉)の立ち飲み屋さんを紹介します。

移住してきたばかりで土地勘も無く、美味しいお店も知らないときに入りやすいのは立ち飲みということもあり、2ヶ月で20を超える立ち飲み屋さんに行きました。

立ち飲み激戦区福岡と言われるほど店舗数自体も多いのですが、料理のジャンルだけとっても和食〜イタリアン〜エスニック〜中華など幅広く、お酒も定番のビール、日本酒、焼酎から、クラフトビールやクラフトジン、ナチュールワインまで様々なジャンルのお店が存在。

個性的でユニーク、オシャレな立ち飲みなどバリエーションも多様な一方で、客層や雰囲気はお店によってかなり違っていたので、料理やお酒の美味しさ、お客さんの客層(年代/男女比率/常連or一見/1人or2人or団体)、コスパ(せんべろの有無)、居心地・雰囲気の良さ、女性が一人飲みしやすいか、一人飲み初心者でも入りやすいかの観点で、私が実際に行った立ち飲み屋さんを紹介したいと思います。

2022年8月5日追記
こちらの記事を公開したところ、「福岡 立ち飲み 出会い」「博多駅 立ち飲み お客さん同士」などのキーワードで流入してきている方が多いことがわかったので、他のお客さんと仲良くなれるか、出会いはあるのかについて、私の体験ベースで追記しました。

※客層や他のお客さんとの出会いについてはあくまでもわたしの主観に基づいているのでご認識おきください。

福岡市 天神〜大名〜赤坂エリアの立ち飲み屋

立ち呑みとうどん みのり（赤坂・大名）

地下鉄空港線の赤坂駅から徒歩4分、うどんが美味しいことでも有名な大名にある立ち飲み屋さん、みのり。

木のカウンター席と小さめのテーブル席が2つほどある店内は常に賑わっている印象で、女性同士、仕事帰りの会社員、学生などお客さんの層も多様、店員さんは女性スタッフが多く活気のある接客が好感持てる感じです。

自家製おろし丸天、牛スジ煮込み、とり天、だし巻き玉子、ホタルイカの沖漬けなどメニューが豊富でいつも迷うのですが、結局いつも注文するのが、特製醤油だれのかかった名物ポテサラと、雲仙ハムカツ。特にポテトサラダが絶品で、甘めの醤油たれとの相性が抜群、みのりでしか食べれないポテサラなのでオススメです。

日本酒は七田、東鶴、貴など九州・中国地方の地酒が日替わりで500円、同じく日替わりのお刺身は赤海老、槍烏賊、鰆など旬の鮮魚を取扱っており、特に海鮮系は遅い時間に行くと売り切れていることもしばしば。

うどんは380円〜とリーズナブルで夜2時〜3時くらいまで営業しているので、締めにうどんだけ食べたい時でもふらっと寄れる貴重な立ち飲み屋さんです。

立ち呑みとうどん みのりさん訪問記はこちらから
29歳女子の福岡一人飲み歩きシリーズ　天神大名・立ち呑みとうどん みのり

ちょい立ち酒場 にどね（赤坂・大名）

大名から大正通りを渡ってすぐの場所にある、ちょい立ち酒場 にどね。

自家製スパイスの効いたカリカリのてっぽう串、いくらとまぐろのユッケ、極・もつ刺し盛り、いくらが大量にかかったにどねのポテサラ、ガリサバのミョウガ巻き、肉厚のエイヒレなど料理にかなりのこだわりがあるようで、実際どれを食べても美味しい。

そしてなんと私が訪問した水曜日は日本酒デーで全銘柄500円、福井県の銘酒黒龍まで500円で飲むことができました。通常は780円のようなのでかなりお得、いくらがたっぷりとかかったポテサラとの相性抜群。

過去2回行ったとき、どちらも店長さんが常連さんと話し込んでいて、女性一人の私は少し寂しい感じだったのですが、女性のスタッフさんが気さくに話しかけてくれて楽しく飲むことができました。

早い時間帯はせんべろもやっているようなので、次は仕事を早く片付けて早い時間に行ってみたいと思います。

2022年9月8日追記

仕事が早く終わったので、月曜日16時ごろせんべろしてきました。

メニューはドリンク3杯とおつまみ1品で1000円。
ドリンクはフレッシュフルーツ系サワーと瓶ビールの場合追加料金が発生しますが、生ビールやレモンサワー、ハイボール、焼酎、グラスワインなどは通常料金内でオーダー可能。日本酒は1杯までだったのですが、残暑が厳しくてとにかく暑い日で喉が渇いていたので1杯目は生ビールで。

この日のおつまみはナスとキノコとピーマンの天ぷら。サックサクで美味〜。

おかわりでレモンサワーと日本酒を頼んで、生ビール400円、レモンサワー500円、日本酒700円なので、これだけで十分に元が取れて幸せ〜、な気分で帰りたかったのですが、接客がどうにも苦手で、、細かくは以下の飲み歩き日記に書いたので気になる方はご確認いただけたらと。。

29歳女子の福岡一人飲み歩きシリーズ　天神大名・ちょい立ち酒場 にどね

NEO MEGUSTA（赤坂）

警固にあるMEGUSTAの2号店で、赤坂駅から徒歩0分と抜群の立地にあるNEO MEGUSTA。
お店の前を何回も通りがかっていたのですが、常に混み合っていてなかなか入ることができず仕舞いだった中、月曜日の23時少し前という遅い時間帯に意を決して行ってきました。

場所柄からか、お客さんは仕事終わりの会社員がメインで、女性1人客は私のみ。
イチオシの塩さばスモーク180円に、500円の3種セット（鶏とほうれん草の胡麻和え、梅とひじきのポテサラ、塩昆布きゅうり）を注文。

価格抑えめでガッツリ系よりさくっと食べれるつまみがメインのフード構成、座席に駅名を割り当てるシステム（私は渡辺通でした）、会社帰りに大勢でも入りやすそうな店内など、これがネオ立ち飲みかと感心しつつ、イマイチだなと思ったこともあり、そちらについては飲み歩き日記に書きましたので、よろしければ是非。

29歳女子の福岡一人飲み歩きシリーズ　赤坂・NEO MEGUSTA



岩瀬串店（大名・赤坂）

スタイリッシュな外観・内観と本場スペインバルのようにショーケースから料理を選ぶスタイルで開店当初から大人気の立ち飲み屋さん岩瀬串店。

ずーーっと行きたかったのですがいつも満員だったので、平日の早い時間帯を狙って初訪問。

オシャレな店内に負けじとお客さんも皆オシャレ。もっと着飾って来ればよかったと少し反省。

最初に現金とコインを引き換えるシステムを知らずに戸惑ってしまったのですが、元気な店員さんが優しく教えてくださいました。

生ビール450円、なみなみワイン、なみなみ日本酒が500円とドリンクの値段もさることながら、親鶏の湯引き150円、なんこつジェノベーゼ200円、肉厚しいたけ串250円、自家製鴨ハム300円、3種のチーズポテト350円と、ショーケースの中に陳列されたどれも美味しそうで破格のフード類。

この日はコインをうまく使い切ることに集中してしまい正直料理の味をあまり覚えていない体たらくな上に、なんと余ったコインは次回来店時に使えるようチャージすることが可能だとか。。

いつも賑わっていて少し入りにくさを感じるかもですが店員さんが皆フレンドリーで対応も抜群、システムを理解した2回目はもっと力を抜いて楽しみたいです。



スタンドうみねこ yoca（天神・今泉）

大阪府・西成ブルワリーDerailleur Brew Worksの直営店スタンドうみねこyoca。

オシャレな外観やロゴもさることながら、まず驚いたのが圧巻のタップ数。
全国のマイクロブルワリーのクラフトビールを中心としたセレクトで、店員さんに伺ったところ最大70タップありながら現在はコロナの影響もあり20〜30タップほどに絞っているとのこと。

ドラフトビールに加えてボトルビールの種類も充実しており、その数なんと200種類以上！？

全ての種類を飲むことができるのは何年後になるのか…という嬉しい悲鳴が出てしまうレベル。ビールラバーにとっては天国以外の何者でもないですね。

そして気になるドラフトビールの値段はSサイズ700円、Mサイズ900円、Lサイズ1200円と、ビールの種類によらず一律なのもわかりやすくてGOOD。

フードもバラエティー豊富で、ポテサラデュカ、ハニー粒マスタードポテトフライ、ポテサラハムカツ、ミルフィーユハムカツ、締めの出汁キーマカレー、などなど軽いおつまみから締めまでビールと相性抜群のメニューが揃っています。

写真から見て取れるようにとても開放的な店内で女性一人でも入りやすい一方で、最近は早い時間帯でも混んでいることが多くなってきており、コロナ感染者が落ち着けばさらに賑わうこと間違いなしのスタンドうみねこyocaです。



門(MON)（大名・天神）

友達との飲み会前の0次会として、大名の中心地にある立ち飲み門に行ってきました。

18時ちょっと過ぎくらいだったのでお客さんはそこまで多くない感じ。

店頭の看板でインパクトあった九州初の宇治抹茶ビール720円を注文。抹茶のほろ苦さとビールの相性が良くすっきりとした喉越してとても美味しい。

抹茶ビール以外も焼酎、ワイン、日本酒など豊富な品揃えで、この日は夕食の約束があったのでフードは食べませんでしたが、神戸出身の気さくなマスターが作るイカ入りの一銭焼を今後食べてみたいなと思いました。



小谷酒舗（天神・大名）

アパレルショップや飲食店が軒を連ねる、天神・大名の中心地にある角打ち小谷酒舗。
立ち飲みよりも角打ちというワードがしっくりくるお店で、年配の方や男性のお客さんを中心に、週末はお昼の早い時間帯からいつも賑わっています。

小谷酒舗さんは酒屋が営んでいる立ち飲み（角打ち）で、生ビール350円、日本酒や焼酎にワインは200円台〜といずれも格安な上に、ヒューガルデン、カールスバーグ、ギネス、コロナなど海外のビールも飲めちゃいます。

私は頼んだことないのですが、おでんや牛すじ煮込み、豚足、お好み焼きなどの和食から、ピザ、パスタ、チキンのトマト煮などフードもちゃんとあります。

食事の約束前のちょっとした時間を埋めたいときや、喉が乾いてとりあえずビールを飲みたいときなどに重宝している角打ちで、特に夏は大名を行き交うお洒落な人を眺めながら外で飲むのもオススメです。



福岡市 薬院〜警固エリアの立ち飲み屋

三九酒場 けごむす（警固・赤坂）

福岡立ち飲みブームを牽引してきたと言われるほどの超有名店、けごむす。

赤坂駅から徒歩7分、警固交差点のすぐ近くにあるけごむすは、夜遅い時間まで常にお客さんが一杯で入れずに帰ることもしばしば。

なめろう、日替わりのお刺身、銀鱈西京味噌漬け、ホタルイカ畳干し、肉厚エイヒレなどの海鮮系から、雲仙ハム、厚切りベーコン自家製薫製手羽先などのお肉類まで充実しているのですが、まずはポテサラ。

そしてやはりけごむすと言えば、おにぎり。

立ち飲みとは思えないレベルであまりにもお米が美味しかったので店員さんに聞いたところ、福岡の筑紫野市で育てたけごむすでしか食べれないお米を使用しているとのこと。

梅やいくらなど様々な具材がありますが、お米の味をシンプルかつダイレクトに味わえる塩むすびがおすすめです。
あとお店の奥にある火鉢で焼き上げる焼きおむすびも美味しいんですよね。

店名にちなんで390円のメニューが多く、福岡の地酒を中心に取り揃えられた日本酒も450円とリーズナブルで、24時過ぎてもいつも混んでいるのが納得。

20時まではせんべろメニューもあり比較的空いていることから、ゆっくり飲みたい方は早い時間帯がおすすめです。



再来（警固・赤坂）

親不孝通りにある人気店大衆食堂スタンドそのたが2022年6月にOPENした新業態の立ち飲み屋さん再来。゙警固の交差点からすぐ近くで、Cafe Bar Tresolが入っているビルの向かいです。

再来に行ったことのある人みんな同じこと言うのですが、そのだの系列店だけあり、手長タコのアヒージョ、手羽先の中華風煮込み、アゴと白ハチノス煮込み、ハモのお刺身、トビウオのなめろう、海鮮アボガドタルタルなど、こだわりの日替わり料理は何を食べても本当に美味。

加えて、クラフトビールに限定のクラフトジン、ラムなどなどお酒も美味しい。個人的には薄張りグラスで飲むレモンサワーが一番好きです。

これまでに1人で行った2回とも他のお客さんと仲良くなった打ちとけやすい雰囲気も好みで、すぐ人気の立ち飲み屋さんになると思うので要注目です。



警固歩道橋酒場 MEGUSTA（薬院・警固）

薬院と警固の中間地点にあり、福岡のネオ立ち飲み屋の草分けとして有名なMEGUSTAの警固歩道橋酒場店。

当時は珍しかった洋風立ち飲み屋としてオープンし、立ち飲み屋さんでは珍しい牛ステーキ、グリルチョリソー、合鴨スモーク、ヴィシソワーズ、とうもろこしのフリットなどが食べれることや、女性一人でも入りやすい開放的でオシャレな店内が人気で、福岡に移住する前に出張で来ていた際、何回もお邪魔していました。

昔は21時までに入店するとドリンク1杯にフードを3品選べるサク飲みセットがあったのですが、現在は、新サク飲みセットとして好きなドリンクに塩サバスモーク、ショーケースから1品選ぶシステムに変わっていました。

この日はオレンジワインと砂肝のアヒージョをチョイス。

下世話ながらどれくらいお得か調べたらオレンジワイン590円、塩サバスモーク190円、砂肝アヒージョ390円だったので、サク飲みセットやっぱりお得でした。

そして1杯ではもちろん終わらず、大好きなMEGUSTAの白サングリアとバケットを追加。どれも相変わらず美味しく1軒目として最適でした。

29歳女子の福岡一人飲み歩きシリーズ　薬院・赤坂MEGUSTA警固歩道橋酒場



酒場 みんなの黄ちゃん（薬院・警固）

警固と薬院を結ぶ通りから一本入ったところにある隠れ家アパート警固フラット。

焼き菓子店や小料理屋、雑貨屋など個性的かつ飲食店が多く入居することで近年注目を集めている警固フラットで人気の立ち飲み屋みんなの黄ちゃん。

元々とどろき酒店で働かれていた女性オーナーが立ち上げたお店で、酒屋出身だけあり、こだわりのレモンサワー、日本酒やクラフトジン、クラフトコーラ、日本国内外のナチュールワインなど他の立ち飲み屋では見ないようなお酒のラインナップ。

店内の内装をアートディレクターのエドツワキやデザイナーの神山隆二、グラフィティアーティストのYOICHIRO UCHIDAなどが担当し、フードに関しても、オーナーの繋がりを活かした西新コキンヌの白金豚テリーヌ、大阪ましかのスパイシーナッツ、山形ひつじやの無添加いぶりがっこ、ヨルゴのからすみ、ニコルの牡蠣のオイル漬け、クロマニヨンのシャルキュトリなど福岡の有名店の料理を提供するなど、オーナーのこだわりが詰まった店内。

ディープな路地裏アパート一階にあることから常連客が大半でデザイナーなどクリエイティブな方が多く、オーナー(黄ちゃん)の独特の雰囲気に最初は入りにくさや取っ付きにくさを感じてしまうかもですが、何回か通ううちに徐々に居心地よくなって来ると思いますので、勇気を出してトライして頂きたいです。



とどろき酒店 薬院stand!（白金・高砂・薬院）

薬院と平尾の間、白金・高砂の閑静な住宅街にあるとどろき酒店 薬院stand!

博多区春日にあるとどろき酒店の2号店で、お酒の購入に加えて角打ち・立ち飲みもできる薬院stand!
日曜日の17時ごろに行ったのですが、店内奥の角打ちスペースはほぼ満員。他のお客さんに少しづつ詰めてもらいなんとか入ることができました。

酒屋さんが営む角打ちなだけあり、スパイス焼酎、ナチュールワイン、季節限定の日本酒などお酒のラインナップは、他の立ち飲み屋さんと一線を画してますね。

料理メニューも、鶏肉とズッキーニの味噌トマトチーズ焼き、厚揚げと長ナスの冷製煮込み、人参と甘夏のラペ、塩麹卵とホワイトセロリビーンズのディップなど、身体に優しいおつまみがいずれも500円とお手頃価格で提供されています。この日は夜約束があったので、フードを食べれず残念。。

角打ちは言わずもがな、店内で販売されているナチュールワインや日本酒、焼酎も魅力的。

この日カウンターに居合わせた方はほぼ地元の常連さんのようだったので、私もこれから通い詰めて常連にならねばと気を新たにしました。



立呑 メグスナ（薬院大通）

2022年6月22日にオープンした、MEGUSTAやNEO MEGSUTAの新店舗、メグスナ。

メグスナの名前の由来はメグスタ＋スナックで、奥にある立ち飲みスペースが最大の特徴。
ミラーボールが備え付けられパープルのネオンに灯されたカラオケ歌い放題の空間はまさにスナックのようで、借切利用も可能な大人の遊び場的な感じらしいです。

入場料が別途1000円かかるのと、メグスナ3回利用でもらえるVIP PASSが必要なので、この日は手前の通常の立ち飲みスペースで飲むことに。

パテドカンパーニュや生ハム盛合せ、ポテサラなどフードもドリンクも警固のMEGUSTAとほぼ同じメニューと思いきや、メグスナでしか提供されていないアフリカ料理や南米料理もありました。

23時すぎに入ったので、既にフードのラストオーダーは終了しており、安定の白サングリアを一杯頂いて帰りました。

薬院大通という場所柄もっと落ち着いた客層かと思っていたら警固と同じく若く賑やかな感じで、一人でしっぽりと飲む感じではなさそうなので、次行くとしたら友達との2軒目使いかな。



福岡市 春吉〜清川エリアの立ち飲み屋

MEGUSTA 5（春吉・清川）

2021年10月春吉にオープンしたばかりのMEGUSTA 5。
控えめでアンティーク感のあるダウンライト照明、モルタルを使った内装が落ち着いた雰囲気を演出しており、大人な空間な感じでわたし的にはすごく好み。

そしてMEGUSTA 5はフードが秀逸。

サバ薫製スモークやパテなどのMEGUSTA定番メニューも揃えつつ、トムヤムアヒージョにヤムウンセン(海老と春雨の温製サラダ)、チキンルンダン（マレーシア風鶏肉のカレー煮込み）、シュクメルリ（鶏ムネのニンニククリーム煮）などMEGUSTA 5オリジナルのジョージア料理や東南アジア料理に加えて、温玉乗せ春菊の大人サラダ、オレンジソース添え鴨のスモーク　ブルーチーズ入りバスク風チーズケーキ、真空低温調理で作った金柑ソースの鶏ハム、カツオと蕪のタプナードマリネ、あおさ入りオニオングラタンスープのパイ包み焼き、豚すね肉のホロホロ肉などなど、MEGUSTAの他系列店と比べてより料理にこだわりを出した印象。

MEGUSTAやNEO MEGUSTAとはお客さんの層も異なり、落ち着いた雰囲気でゆっくりと飲むことができるMEGUSTA系列で一番好きな店舗です。



F/CONCEPT エフコンセプト（春吉・清川）

春吉交差点からほど近く、博多の台所・柳橋連合市場内にあるスタイリッシュな立ち飲み屋さんエフコンセプト。

コンクリート打ちっぱなしの店内は多くあれど、立ち飲みテーブルもコンクリートでその形状も独創的。テーブルに充電用のコンセントがついているあたりも若い人を意識した創りだなと。

フードメニューはチキン南蛮や唐揚げなどもありますが、エフコンセプトはなんといっても海鮮です。オーナーが長浜鮮魚市場関係者で新鮮な海鮮や魚介をリーズナブルな値段でいただくことができ、この日は対馬産の活穴子刺と脂がのった塩サバ、梅水晶を注文。

お通しは揚げサバの南蛮漬け。

穴子刺しはこりこりとした食感がたまらなく、塩サバの油の乗りっぷり半端なかったです。

若いスタッフが多く、音楽が大音量で流れる賑やかな雰囲気は好みが分かれるかもしれませんが、海鮮類の味に関しては間違い無い、朝から飲める貴重な立ち飲み屋エフコンセプトです。

※2022年7月28日追記
リニューアルして立ち飲みスペースがなくなっていました…
そして2022年7月22日のめんたいワイドで特集されたためかランチは行列＆激混みでした…



By Blue（春吉・天神南）

春吉と天神の中間地点で裏天神と言われるエリアに2020年2月オープンしたばかりのBY BLUE。
アパレルショップのようなロゴと、開放的な店内の壁側には期間限定での展示コーナーもあり、わたしが行った時は陶器が展示されていました。

ドリンクは、博多いちじくや佐賀温州みかんなどの期間限定サワー、日替わり日本酒に加えてハイボールの種類が充実しており、フードは、生ハムとチーズのブルスケッタ、アボカドとクリームチーズのわさび醤油和え、無花果のカナッペクリームチーズ添え、きなこバニラアイスなどに加えて、日替わりのおばんざいとして、ミニトマトのピクルス、宮崎産の筍煮、肉じゃがとごぼうサラダなどがショーケース内に。

オススメのレモンサワーBLUEが平日19時〜21時に限りまで1杯100円だったのでオーダー。

店員さんが全員女性だったこともあるのかお客さんの大半が男性で、ちょっと絡まれそうな雰囲気を察してしまい、一杯だけで退散。

毎日13時から営業されており、19時まではハッピーアワータイムでドリンク2杯と日替わりのおつまみ2種盛りで1000円とかなりお得なので、早い時間から飲みたい方にオススメです。



福岡市 博多駅周辺の立ち飲み屋

ニューコマツ（博多駅）

大名や今泉、天神にも店舗を構えるComatsuが博多駅の博多デイトス 博多ほろよい通りにOPENしたカウンター＆立ち飲みのカジュアルなニューコマツ。

こちらの名物は何と言っても平日1日10食限定のワインセット。

ワイン4杯＋おつまみ7品のプレートが1100円と破格の値段で日によっては12時前に売り切れることもあるという噂を聞いていたので、金曜日11時の開店に合わせて行ってきました。

10時55分に到着したところ先客2組で一安心。

ワイン4杯は、スパークリング赤、スパークリング白、白ワイン、赤ワインの4種類から飲み比べできるシステム。1杯目はスパークリングの白で。

この日のおつまみは、鶏の白レバー刺し、わさび風味の枝豆、生ハムポテトサラダ、よだれ鶏、鶏皮串、とうもろこしのフリット、炙り明太子。

インスタ映えするプレートでこれで1100円とは驚愕するしかなかったのですが、味は正直そこそこかなと。福岡で鶏皮食べたことがない方がこれを鶏皮と思われると少し残念。

平日の昼間にもかかわらず、12時前には店内ほぼ満員で9割以上は女性客、女性1人で来られている方も多く実際入りやすかったのですが、1回行けたのでもう十分かなという感じです。



立ち呑み酒場 よかたい博多デイトス店（博多駅）

ニューコマツと同じく博多駅の博多デイトス 博多ほろよい通りにある、博多一口餃子や博多明太子など福岡の名物料理を頂ける立ち呑み酒場よかたい。

せんべろの看板に引き寄せられて入ったのですが、サッポロラガー大瓶にもつ煮込みと手羽先唐揚げ3本、もしくは明太子、がめ煮、一口餃子のセットで1100円とコスパ最高、福岡最高。

この日注文したのは博多名物セット（明太子、がめ煮、一口餃子）で、がめ煮が売り切れとのことで代わりに酢もつをお願いしました。

ビールはサッポロラガーと書いてありましたがなんと赤星の大瓶。

写真見ていただくと分かるように料理1品1品もちゃんとしていて、これで1100円ってにわかに信じがたいレベル。

博多駅という場所柄か出張の方や会社帰りの方が多くて長居する感じではなかったのですが、
ささっと福岡の名物料理を食べたい時、博多駅でサク飲みしたいときには使いやすいと思いました。



福岡市 長浜・舞鶴・親不孝通りの立ち飲み屋

Stand O（長浜・舞鶴・親不孝通り）

福岡で有名な小野の離れの系列店で、唯一立ち飲みできるStand O。
小野の離れにはまだ行けていないのですが、いろんな人からおすすめしてもらっているので、系列店ながら期待大。

店内は立ち飲みオンリーでテレビもありカジュアルな雰囲気。

中々（芋焼酎）があったのでロックでお願いしたところ、なみなみでびっくり。これで450円とは、本当に福岡の飲食店レベルに驚愕。

フードは、ネギとニラのサラダ、タコの唐揚げ、明太子入りだし巻き卵を注文。

どれも美味しかったのですが、特にだし巻き卵が絶品。ふわっと巻かれただし巻き卵にかかった餡のお出汁が絶妙で超絶美味。

親不孝通りから一本入った路地裏にあるため、騒々しくなくゆっくりと飲めるのも好印象。
コロナの影響でポテトサラダ、鳥皮ポン酢、酢もつなどの180円メニューは現在提供していないようなのでご注意ください。



300立ち飲み（長浜・舞鶴・親不孝通り）

親不孝通りを天神から長浜方面に3分ほど歩いた右側にある、立ち飲み屋さんとは思えない開放的で広々したエントランスが印象的な300立ち飲み。

店名から分かるようにほとんどのメニューが300円(税抜)で、地鶏のモモ焼き、月見つくね、タイ風さつま揚げ、鶏皮餃子、クラブケーキ、カプレーゼ、ソーキなどのフードから、生ビール、ハイボールも300円。

喉が乾いていたので、とりあえず生ビールと地鶏のモモ焼きを注文。300円なので量はそこまで多くないですがおいしかったです。

立ち飲みらしからぬオシャレな店内、リーズナブルな価格設定、美容成分として注目されている竹炭パウダーを使った黒ハイボールやバブルティーニやアイス乗せサワーなどインスタ映えを意識したと思われるメニューなど、女子や20代の若い方をターゲットにしていることが伝わってくるのですが、そろそろ30歳になるわたしにとっては、もう少し高くても美味しい料理とドリンクを落ち着いた雰囲気でいただけるお店の方が好みだなと思いました。

日曜日〜木曜日の16時〜21時限定で、サワー・ハイボール飲み放題で990円のハッピーアワーもやっているようなので、たくさん飲まれる方は是非。

いかがだったでしょうか。
立ち飲みありすぎて選べない、入る勇気がない、という方にとって少しでも参考になれば幸いです。

それにしても、立ち飲み激戦区福岡と言われるだけあり、本当にレベル高いなと思いました。
しかも徒歩で歩いて行ける距離内にこれだけの立ち飲み屋が揃う福岡、お酒好きにとって天国でしかないですね。

他にオススメの立ち飲み屋さんを知っている方がいらっしゃいましたら、是非教えてください！