豆乳プロテイン甘酒だけの断食、オプティマムファスティング体験記!ダイエット効果や頻度も紹介

生まれて初めて試した豆乳プロテイン甘酒だけの断食、オプティマムファスティングの体験記を紹介します。

コロナ明け発の大型連休ということもあって2023年のGWかなり暴飲暴食してしまいまして、、、GW前から比べて体重は2kg〜3kgほど増え、胃腸が重くもたれている状態だったのでダイエットと胃腸のリセットを目的として、これまでも2〜3ヶ月に1回の頻度で実施してきたファスティングにチャレンジすることにしました。

一方でわたしがこれまで行ってきたファスティングでは体重を落として痩せることと胃腸や内臓の負担を抑えて腸内環境を改善することは実現できたのですが、合わせて筋肉も落ちてしまいファスティング後に基礎代謝が悪くなり結果としてリバウンドを起こして太ってしまうことが悩みでした。

そこでファスティングのやり方をいろいろ調べていると、従来のファスティング同様固形物は摂取しない一方で、1日3食を豆乳・プロテイン・甘酒に置き換える断食手法であるオプティマムファスティングなるものを発見!早速今回初トライしてきました!

実際にオプティマムファスティングをおこなった結果、ダイエット効果、回復食や準備食の内容、実際に痩せたかどうか、頭痛や寒気等の好転反応、酵素ドリンクを使ったファスティングとの違い、オプティマムファスティングのメリットとデメリットなどについて紹介したいと思います。

オプティマムファスティングとは

オプティマムファスティングとは

オプティマムファスティングを初めて聞いたからもいらっしゃると思いますので、改めて説明から入ります。
オプティマムファスティングとは、消化器官を休め腸内環境を整えることと脂肪を落としダイエット効果を実現するとともに、筋肉量を落とさずファスティング後のリバウンドを防ぐファスティングプログラムです。

一般的に知られているファスティングでは、1日3食を酵素ドリンクに置き換えるとともに、ファスティング中は水分のみを摂取するプログラムが主流だと思いますが、問題としてタンパク質不足になり筋肉量が減少してしまうことで基礎代謝が悪くなり、ファスティング後にリバウンドして体重が増えてしまうことがデメリットとしてあげられます。
実際に私もファスティング後にリバウンドしてしまうことが多かったのですが、その謎が解けました。

また酵素ドリンクのみのファスティングだと、血糖値の上昇下降が激しく低血糖と高血糖状態を繰り返すことでイライラしてしまうことが多いのですが、オプティマムファスティングは自然な糖質を適度に摂取することで血糖値の上下を防ぎ精神面でも安定させることが可能なプログラムになっています。

オプティマムファスティングで摂取するドリンク

オプティマムファスティングの最大の特徴は1日3回摂取するドリンクの内容で、材料は以下となっています。

  • 動物性ホエイプロテイン20g〜25g
    • 人工甘味料・合成着色料・保存料・香料など、食品添加物を一切使用していないプロテインを選ぶこと
    • 体内への吸収速度が速く吸収されやすい、動物性のホエイプロテインを選ぶこと
  • 無調整豆乳300ml
    • 砂糖類・食塩・植物油脂などが入った調製豆乳ではなく、無調整豆乳を選ぶこと
  • 米麹甘酒100ml
    • 酒粕と水に砂糖で甘みをつけた酒粕の甘酒ではなく、砂糖不使用の米麹甘酒を選ぶこと

オプティマムファスティングのメリット

ファスティングなのに、プロテイン?豆乳?甘酒?と思った方も多いと思いますが、ファスティング中にこれら3つを摂取することでのメリットは以下とされています。

  • 砂糖を使用していない米麹甘酒を取り入れることにより自然な糖質を適量摂取することが可能で血糖値の急上昇・急降下を抑え、イライラする状態を防げること
  • 動物性たんぱく質のホエイプロテインと植物性たんぱく質の豆乳を1日3回飲むことでアミノ酸をバランスよく摂取することが可能となり、ファスティング中でも体内酵素や筋肉の合成が促進されること
  • 豆乳と米麹甘酒にはアミノ酸やビタミンB群、必須脂肪酸、鉄に加えてオリゴ糖などがバランスよく含まれていることからエネルギー代謝がアップされること
  • 消化器官の活動を抑えながらオリゴ糖の働きにより腸内環境が整うことで、摂取した栄養成分が効率的に体内に吸収されること
  • 適量の糖質とタンパク質を接種することから空腹感を感じにくくなるため従来のファスティングに比べてストレスが低減され無理がないこと

オプティマムファスティングのデメリット

一方でオプティマムファスティングに関するデメリットも存在していると言われています。

  • ファスティングの本来の目的は固形物や食事を摂らないことにより消化器官や内臓器官の働きを休ませて腸内環境を整えることの一方で、プロテインを摂取してしまうとタンパク質を消化・分解するために胃腸が活動してしまい本来の目的を果たせない
  • オプティマムファスティングで摂取するホエイプロテインに含まれる動物性タンパク質は悪玉菌の増加につながる恐れがあり、腸内環境の悪化に繋がりかねない

オプティマムファスティングで今回カスタマイズしたポイント

オプティマムファスティングのカスタマイズポイント

上で記載したメリットデメリットを踏まえて、今回わたしが1日3回摂取したドリンクは以下となっています。

  • 動物性ホエイプロテイン15g
  • 無調整豆乳300ml
  • 米麹甘酒100ml

成人女性が1日に摂取すべきタンパク質の目安は50gとされているのですが、オプティマムファスティングのプログラムに基づきタンパク質を1回20g〜25g摂取すると、無調製豆乳から摂取されるタンパク質と合わせて、1日に90g〜105g摂取することになり基準値を大幅に超えてしまうことと、今回のファスティングはダイエット目的もありつつ腸内環境を整えることの方が優先事項だったので、動物性ホエイプロテインの量を減量しました。

この辺りは個人個人の目的やコンディションに応じて柔軟に調整するのが良いと思います。

オプティマムファスティングで今回チョイスした材料

今回わたしがチョイスした動物性プロテイン、無調整豆乳、米麹甘酒は以下です。

  • 動物性ホエイプロテイン:ウルトラプロテイン抹茶ラテ味
    • プロテイン特有の甘さや粉っぽさを可能な限り抑えていつでもスッキリ飲めるテイスト・美味しさを追求しつつも人工甘味料・合成着色料・保存料・香料など、添加物を一切使わない製法にこだわった、ザバスなどに比べてちょっとお高いけど安心して飲めるプロテイン

  • 無調整豆乳:ふくれん 九州産ふくゆたか大豆成分無調整豆乳
    • 我らが九州産の大豆『ふくゆたか』を使い、大豆特有の臭いや嫌味・エグ味を抑えて美味しく仕上げられた無調整豆乳
    • 遺伝子組換え大豆は使用していないのもポイント

  • 甘酒:マルコメ プラス糀 米糀からつくった糀甘酒LL 国産米100%使用 無塩タイプ 糀リッチ粒 
    • 米糀から作られた砂糖不使用、無塩の甘酒
    • 米糀が持つ分解酵素の働きで米のデンプンが糖化されて甘くなるため、自然で濃厚な甘みがするとともに、米糀の量が通常の甘酒の1.2倍も入っているため米糀のつぶ感がしっかり

オプティマムファスティング準備期間

本格的なオプティマムファスティング期間は2023年5月6日〜8日として前日に当たる2023年5月5日を準備期間の1日としました。

準備期間に摂取した食事の内容は以下です。

  • 朝食
    • 時間がなく朝食抜き
  • 昼食
    • 豆腐とわかめと舞茸の味噌汁
    • 納豆
    • 鰆の西京焼き
    • グリーンリーフサラダ
  • 夕食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)

断食期間の前日の昼食は消化の良いキノコ、海藻、豆類を中心に栄養価の高い食事で、夕食からオプティマムファスティングドリンクを飲み始めました。

豆乳とプロテイン、甘酒を混ぜることで水で溶かしたプロテインを摂取するよりも飲みごたえがあってお腹に溜まる感じがしました。

オプティマムファスティング断食期間

オプティマムファスティング断食1日目

  • 朝食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)
  • 昼食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)
  • 夕食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)

前日の昼食をちゃんと食べて夕食にオプティマムファスティングドリンクを飲んでいたからか空腹感は無し。

1日目の夕方〜夜になると空腹感が出てくることはこれまでの経験からもわかっており自宅にいると様々な誘惑に負けてしまいそうになるので、17時〜19時05分、19時20分〜21時30分とそれぞれ劇場チケットを事前に購入して映画に没入することで空腹感を紛らわしました。

オプティマムファスティング断食2日目

  • 朝食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)
  • 昼食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)
  • 夕食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)

オプティマムファスティング2日目も1日3回オプティマムファスティングドリンクです。

ファスティングで一番辛いのが2日目と言われており、頭痛や眩暈、悪寒、吹き出物、肌荒れ、発熱、倦怠感などの好転反応が起こり始めることがこれまでの経験上わかっていたので、リラックス・リフレッシュ効果を求めて2日目は朝から1日岩盤浴に行くことにしました。

ファスティング中に岩盤浴行ったの初めてだったのですが、汗をかくのでデトックス効果も期待できること、水分の摂取にも気を配れたこと、好転反応を紛らわすことができたので、ファスティング中の岩盤浴ありだなと思いました。

ちなみに2日目も空腹感は無く、イライラしなかったので、通常のファスティングとの違いを実感。

オプティマムファスティング断食3日目

  • 朝食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)
  • 昼食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)
  • 夕食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)

オプティマムファスティング3日目も1日3回オプティマムファスティングドリンク。

2日目に比べ好転反応も落ち着き、3日目はリモートワークで朝から仕事していたのでGW明けの忙しさでファスティング中であることも気にならず。

オプティマムファスティング回復期間

  • 朝食
    • オプティマムファスティングドリンク(豆乳・プロテイン・甘酒)
  • 昼食
    • 時間がなくて食べられず。
  • 夕食
    • 納豆
    • 豆腐味噌汁
    • 冷奴

3日間のオプティマムファスティング期間を経て、翌日は回復期間。

朝はオプティマムファスティングドリンクを飲み、4日ぶりの固形食は福岡産の納豆や豆腐、味噌など豆類を中心に。冷奴には鰹節をかけて、納豆は添付のタレは使わず塩で味付け、味噌汁は昆布出汁ベースで味薄めにしたのですが昆布の出汁の旨味をしっかりと感じることができ、味覚がリセットされたことを実感しました。

オプティマムファスティングの効果

ダイエット効果

  • 体重:-1.5kg
  • 筋肉量:-0.2kg
  • 体脂肪率:-1.1%

気になるオプティマムファスティングの効果ですが、体重と体脂肪率がしっかりと下がった一方で筋肉量はそこまで下がらなかったことが数値面から分かります。

これまで行ってきた酵素ドリンクに置き換えるファスティングの場合、体重は2kgほど、体脂肪率が1.5%ほど落ちていたので、ダイエット効果や痩せること目的であれば通常のファスティングの方が効果高いと思われますが、今回は筋肉を落とさないことを主軸にしたので正解と判断。

好転反応

従来のファスティングの場合、寒気、倦怠感、吹き出物、頭痛、口内炎が起きることが多かったのですが、今回は吹き出物と口内炎のみで、その他の症状は出ませんでした。

身体的には楽だった一方で、好転反応が起きないということは消化器官や内臓を十分に休めることができなかったのかも、との思いも。

以上、初めてのオプティマムファスティング体験記になります。
これからオプティマムファスティングにトライする方、従来のファスティングとの違いを知りたかった方、ファスティング後のリバウンドを防ぎたい方などの参考になれば幸いです。

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