小沢健二 So kakkoii 宇宙 Shows 6/10福岡サンパレス セットリスト&ライブレポート&物販情報

小沢健二 So kakkoii 宇宙 Shows 6/10福岡サンパレス公演を観てきました。

これまで小沢健二のライブは、2016年の「魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ」ZEPP TOKYO DIVERCITY公演、2017年のフジロック、2018年の「春の空気に虹をかけ」東京国際フォーラム公演と日本武道館公演、2019年の「飛ばせ湾岸 2 nights、guitar bass drums で So kakkoii 宇宙へ ― ドロップ前夜、豊洲」豊洲PIT公演を見たことがあり今回で6回目だったのですが、今まで観た中でベストのライブ、言葉では表現しきれないくらい魔法のような夜でした。

以下、セットリストを含むネタバレ有りのライブレポートなのでご注意ください。

物販・展示情報

今回のオザケンのライブは開場18時/開演19時で、オザケンに限らずライブに行く時はいつも開演ギリギリに到着することが多いのですが、魔法的電子回路やキャップを含む物販が気になっていたのと写真撮影OKの展示があるとの事前情報から、17時ごろ福岡サンパレスに到着。

まるで展示会のような物販で、入場制限していたためご覧のようにゆっくりと商品を見ることができます。

物販開始の15時からオザケンのストーリーズを逐一チェックしていたのですが、会場に到着した17時には「1993年のオザケン」バケットハットと「1993年のオザケン」キャップが売り切れ、「アルペジオ/いちょう並木」地図トートバッグと「1993年のオザケン」ポロシャツ、「流動体/強気強愛」地図Tシャツ、「回転するうさ」Tシャツが一部カラーでサイズ切れとなっていました。

魔法的電子回路も開演前にはSold Outとなったようなので、神戸、大阪、名古屋、東京公演で物販狙いの方はストーリーズ要チェックです。

バケットハットかキャップがあったら買おうと思っていたのですが残念ながら売り切れのため、魔法的電子回路のピンク・グリーンと、ツアー公式アドベントカレンダーを購入。

物販を購入した後は展示を鑑賞。

物販エリアや展示を含むロビーは撮影OKで早めに着いても十分に楽しめました。

ロビー会場で爆音で流れていたSE、恐らくオザケンが選曲したと思われるのですが、無茶苦茶良かったのでShazamできた範囲で共有します。

小沢健二 So kakkoii 宇宙 Shows 6/10福岡サンパレス公演 SE

Bert Reid – Groovin With You
Dee Dee Bridgewater – Bad For Me
Gwen Guthrie – Padlock
Syreeta – Can’t Shake Your Love
Life Is Something Special – Peech Boys
Jeffrey Osborne – Plane Love
Central Line – Walking Into Sunshine



セットリスト&ライブレポート

粗く稚拙な文章で恐縮ですが、ライブを観て感じたこと・思ったことを以下綴ります。

ホールに入り最初に驚いたのが、オーケストラ編成と思われる数々の楽器。コロナ禍で誰か一人でも陽性者が発生したらツアー中止になる可能性がありながら、オーケストラ編成で今回のツアーに臨んでくれていることだけで既に感動。

セットリストを見ていただくと分かるように、1stアルバム「犬は吠えるがキャラバンは進む」から最新アルバム「So Kakkoii 宇宙」まで、まさにオールタイムベストな選曲。

「マスクの下で歌っている声、声に出せない声、ちゃんと届いてるよ」

オーケストラ編成での「流動体について」「フクロウの声が聞こえる」「強い気持ち・強い愛」「ある光」「ぼくらが旅に出る理由」はもはや別曲と言ってもいいくらいの素晴らしいアレンジ。

「高い塔」「泣いちゃう」「失敗がいっぱい」などの新曲が想像以上にライブで映える。

豪華な編成をバッグに少年のようにギターをかき鳴らすオザケン。

「強い気持ち・強い愛」で観客が総立ちになり、皆我を忘れたように・解き放たれたように踊り、真っ暗闇の会場で魔法的電子回路が揺れる様はまるで夢世界のようで、演奏が終わった後、皆ダメだとわかっていながらも抑えきれず観客から大きな歓声が上がった瞬間はこの日のハイライトの一つ。

ピンクとグリーン、ブルーを基調とした照明が素晴らしく、衣装まで含めたステージセットは幻想的で、見惚れてしまう瞬間が一度ではなく何回も。

観客を讃える感動的なMC

福岡のお客さんのテンションの高さとサンパレス福岡のキャバ・会場設計が生み出す一体感。

「生活に帰ろう」で暗転したステージ上から最後まで観客に向かって手を振り続けるオザケン。


2018年の「春の空気に虹をかけ」公演での36人編成ファンク交響楽と、2019年の「飛ばせ湾岸 2 nights、guitar bass drums で So kakkoii 宇宙へ ― ドロップ前夜」公演の荒々しさが同居したステージで、自分の人生で今まで見てきた数百を超えるライブの中でも5本の指に入るくらい本当に素晴らしかったです。

福岡に移住してきて1ヶ月でこんな素敵なライブを見ることができて何て幸せなのだろうか、小沢健二の居る世界に生きていて良かった、小沢健二を知っている人生で良かったと、帰り道歩きながら余韻に浸っていました。

そして最後に。
アンコールで2回目の彗星を演奏し終わった後のMC、オザケン泣いてましたね。

小沢健二 So kakkoii 宇宙 Shows 6/10福岡サンパレス セットリスト

1. 薫る(労働と学業) 〜 運命、というかUFOに(ドゥイ、ドゥイ) 〜 メンバー紹介 〜 アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)
2. 流動体について
3. 飛行する君と僕のために
4. 大人になれば
5. アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)
6. いちょう並木のセレナーデ
7. アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)
8. いちょう並木のセレナーデ
9. 今夜はブギーバック/あの大きな心
10. あらし
11. フクロウの声が聞こえる
12. 天使たちのシーン
13. ローラースケート・パーク
14. 東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー
15. 運命、というかUFOに(ドゥイ、ドゥイ)
16. ローラースケート・パーク
17. 強い気持ち・強い愛(1995 DAT Mix)
18. 高い塔
19. 泣いちゃう
20. ある光
21. 彗星

アンコール
1. 失敗がいっぱい
2.ドアをノックするのは誰だ?(intro)
3. ぼくらが旅に出る理由
4.薫る(労働と学業)
5.彗星
生活に帰ろう

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